2016年6月3日金曜日

第8回プロ養成講座 『フランク・ロイド・ライト』

プロ養成講座第8回目はアメリカのステンドグラスということで、アメリカの近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトに関する講義でした。
有機的建築をテーマに、数多くの秀逸な住宅建築を設計したフランク・ロイド・ライト。日本国内にも、帝国ホテル(現在は犬山市の明治村に一部移築)や、自由学園明日館(豊島区池袋)や旧山邑家住宅(現ヨドコウ迎賓館・神戸市芦屋)などの設計を手掛けています。

1893年のシカゴ万博で、京都・宇治市の平等院鳳凰堂を模した、日本館「鳳凰殿」を見たライトは、日本建築のシンプルかつ構成的な魅力に感銘を受け、自身の設計に日本建築の様々な要素を積極的に取り入れています。


障子や襖などで、建築の内と外を緩やかに隔て、屋外と屋内の一体感を計る構造や、窓や戸口を額縁のように用いて、外の風景を借景として取り込む仕組みなどがあげられます。
また、ライトが多用したシンプルな幾何学的形状も、日本の畳や尺等の同一単位の連続から構成される形態に共通性が見出せます。
これらの感覚が、透明なガラスを基調として、アースカラーのガラスをアクセントにし、水平垂直な線で分割された、彼のデザインしたステンドグラスからも強く感じられます。

画像は、バロックでお客様にお見せしているサンプルのパネルです。
直線だけのシンプルなデザインでも人の心に優しく響いてくる、それがライトスタイルの魅力ではないでしょうか。



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